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HOME > 第1回 Flash座談会 ~ASデザインパターン考証 Bridge編~
こんにちは、KnockKnockです。
週一回行われているFlash関連の座談会をせっかくなので、U/A Laboに載せていこうと思います。
まず第一回として、デザインパターンをActionScriptで考え話した内容を共有しようと思います。
といいましてもみんなで考えたというより自分はこのように使っているという話だったので、
まだまだ考えが浅い面はあると思いますがお付き合いください。
まずもともとプログラマーでない方にはなじみのない言葉だと思いますが「デザインパターン」というものがあります。
これはプログラムを書く上で経験を積むうちに「こういった問題を解決するには、
こういう構造のプログラムを書けばいい」というノウハウを他人が参照できるように明示的に整理したものです。
クラスとインターフェースをそれぞれどのように設計していけばカプセル化、拡張性が保てるか、
またデザインパターンを作法として利用することで可読性をあげることができます。
Javaをはじめとするオブジェクト指向言語ではこのデザインパターンがよくつかわれますが、
ActionScriptでも同じでデザインパターンを導入することでその恩恵にあずかることができると思います。
実際はProgressionやTweenerなどのライブラリですでに利用していることではありますが。
前置きが長くなりましがデザインパターンはおもに23パターンあります。
それぞれが用途に応じて存在しますが、今回は「Bridge」を見ていきたいと思います。
1) Bridgeの概略
まず「Bridge」とは機能と実装のクラスを分けるパターンです。
あるクラスに新しい機能を追加したいと考えたときクラスを拡張して派生クラスを作ることが出来ますが、
さらに新しい機能を追加したいと考えると、またさらに拡張して派生クラスを作っていくことになります。
そうしているうちにクラスの階層がどんどん深くなってしまい、さらにはクラス同士の関係が密接に絡み合ってしまいます。
結果としてカプセル化と拡張性はクラス階層が深くなる程なくなってしまいます。
もちろんそれが間違っているわけではありません。クラスの継承関係がゆるぎなければそれはそれで問題ないかと考えます。
ただ、もうちょっと柔軟に機能を追加していきたいなと考えたときにこのBridgeが役に立ちそうです。
2) ActionScriptにおけるBridgeの利用例
FlashではMovieClipやSpriteなどDisplayObjectの表示制御が重要です。
addChildした後にどのように表示、非表示していくかの機能をクラス化した例です。

3) 作成したInOutDisplayクラスの利用
作成した表示、非表示制御クラスを利用するには、以下のようになります。
// 表示、非表示の機能を実装したインスタンス this._obj0InOut = new Display( new InOutDisplayImpl( this.obj0 ) ); this._obj1InOut = new Display( new FrameInOutDisplayImpl( this.obj1 ) ); this._obj2InOut = new Display( new FadeInOutDisplayImpl( this.obj2 ) ); // プロパティの設定 this._obj1InOut.duration = 1; this._obj2InOut.transition = "easeOutCubic"; this._obj2InOut.time = 0.5; // 表示 this._obj0InOut.show(); // visible = true; this._obj1InOut.show(); // 1秒後にフレームアニメーションによる表示 this._obj2InOut.show(); // 0.5秒のスクリプトアニメーションによる表示 // プロパティの設定 this._obj1InOut.duration = 0; this._obj2InOut.transition = "easeInCubic"; this._obj2InOut.time = 1; // 非表示 this._obj0InOut.close(); // visible = true; this._obj1InOut.close(); // 0秒後にフレームアニメーションによる表示 this._obj2InOut.close(); // 1秒のスクリプトアニメーションによる表示
4) 利用における感想
利用していて感じたことは
今回は詳しくは説明しませんが、ボタンやチェックボックス、ラジオボタンも機能のクラスとして作成しています。
// シンプルなロールオーバー機能付きボタン this._button0Simple = new Button( new simpleButtonImpl( this.button0 ) ); this._button0Simple.current = false; // カレント表示 this._button0Simple.enable = true; // クリック可能
といった感じです。
まだまだ考えなければならないことはあると思いますが、
以上がActionScriptにおける自分なりのBridgeパターンの活用方法です。
この他にもたくさんデザインパターンがあります。
特にIteratorやSingletonなどは利用しやすいパターンです。
次の機会にでもご紹介していこうとおもいます。
では第2回Flash座談会をお待ちください。

knockknock
小遣い2万円のフラッシュデベロッパー。
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